2015年7月のまとめ

 

2015/7/12 一国ツー

 

雨で中止が続いた一国ツー。本来は7/5の予定だったが、今回は予備日まで用意する周到さが功を奏して7/12に開催となった。
今年初の公式ツーリングである。
本当はスクランブラーの納車ツーの予定だったが、納期が大幅に遅れているようで、間に合わなかった。
仕方ないので、息子のVFRで出動を考えていた。
ツーリング前日に店で出会ったマッツーが「ショベル修理中なので、私は行けないのです。」
と泣いているのを見て、一念発起した。
「マッツーにはリトルカブがあるじゃないか? カブで一緒に行こうぜ!」
「8:00頃に金谷港集合だな!」
「それって、ひょっとして自分だけトランポで運ぶ気ですか?」
「それが何か、問題でも?」
「一緒に久里浜まで下道で行きましょうよ〜」
と、再び泣き出してしまった。
「仕方ない。そうしよう。 7:00に久里浜港で会おう!」

というやり取りがあり、私とマッツーはカブで一国ツーの昼食場所である御宿を目指すことになった。

昼食後の外房はハーレー33台と共に走った。
ハーレーの間を縫うように走行して先頭の梅ちゃんに追い付き、信号で停止した際に咄嗟にバイクチェンジの指示。
慌ててFLHT銀次郎に乗り換えたので、同じシーソーペダルということもあり、シフトチェンジに戸惑いながらも、重くて暑いハーレーに乗って潮風を楽しんだ。
先頭の異変に気付いた何人かは、前まで来て写真に収めていた。
世界広しと言え、ハーレー軍団の船頭をSupoerCubが担うという画像は、面白かった。

千倉のローズマリーガーデン(道の駅)で別れて、我々は中房総経由で金谷港を目指した。

次回の房総ツーリングの際は、もう少しカブ部隊の数を増やして、乱入したいと考えている。
参加したい人は、カブを用意してください!



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2015/7/25 FSWミニろく(ショートサーキット)


3/29の第一戦につづき2連勝達成。
今回もチーム監督として挑んだミニロク。


O原選手のブログ「真夏の耐久レース」もご覧ください。

 

今回の目玉は、昨年まで同じチームだった師匠と暴走校長が地元静岡のメンバーでチーム(DABA117)を結成して同じSuperAsianクラスへエントリー。
静岡チームでの優勝を目指す。名門一国Racingが返り討ちに出来るか?
これが今年の構図である。
第1戦は#117の転倒などで自滅して、無トラブルの我々が勝利した。

リベンジに燃えるDABA117は速いライダーも追加して、悲願の初優勝を狙っていた。
トラぶった方が負け。
これは耐久レースでは当たり前のことだ。

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今回娘がサーキットに来るということで、スタートライダーはHさんにお願いした。
昔九州でレースに明け暮れていた父親のバイクに乗る姿を娘は初めて見ることになった。

スタートの様子はこちらから

これが、見事に決まり、予選29番からオープニングLAPでは15番まで順位を上げていた。
見事なロケットスタートである。
しかし、DABA117はまだまださん。
さすがに速い。
すぐに追い抜かれて差を広げられている。

第2ライダーの腰痛番長もさすがの走りだ。1位に巻き返して第三ライダーくれ〜じ。につなぐ

1H経過

第3ライダー・くれ〜じ→第4ライダー・タッツーで2H経過。
驚異の37秒台はAライダーくれ〜じ。
その差を広げて帰ってきた。

2H経過

 

LAPタイムは頑張らなくても良い。ノートラブルで6時間走れれば、結果はおのずと付いてくる。
これが、これまでのショートコース戦だった。
しかし、今年は違っていた。
DABA117もノートラブルで1時間経過ごとに、1位が入れ替わっていた。
(O原→あぽろん様)注目の3時間経過時点で1周差で負けていた。

3H経過

 

節目の3H経過時点でDABA117がクラスTOPに躍り出る。
DABA117のピットではどんちゃん騒ぎである。

どちらのチームも6人で30分づつ走るので、この3時間というのが一つの目安になる。
1Lap負けている。このまま、同じルーチンを繰り返していても計算上は2Lap差で負けることは明らかだ。
ただ、一つ向こうは給油回数が1回多い。(CBR150とR15の燃費の問題)
したがって、約2Lapは貯金がある。

前半のポイントゲッターとポイントルーザーを分析すると、勝負をカギを握るのはタッツーとDABA117の**さんということが解った。
そこで、思い切って走行順番を入れ替えた。
**さんと同じレベルのタッツーをぶつけて奮起させる。それによってO原さんは暴走校長とのマッチングになるが、それは努力の範囲で食いついていけるレベルであると判断した。

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さぁ〜順番を入れ替えて、2巡目のスタートです。

H選手→腰痛番長
敵のAライダーが続く時間帯。差が2LAPに広がる。

4H経過

 

くれ〜じ。→タッツー

くれ〜じ。の走り、敵の給油ロスで、予定通りに、ほぼ並んだ。熱い!熱すぎる〜!

4時間半経過して、残り1時間半。
ここから、
タッツー→O原→あぽろん。
DABA117は**選手→暴走校長→師匠。
この3vs3の1時間半のスプリントレースで勝負が決まる。
もちろん、DABA117のチーム状況は良く解っていて、残りのライダーは、それぞれプレッシャーを感じている。
こんなに盛り上がった耐久レースは初めてかもしれない。
それほど盛り上がった。
勝っても負けても悔いはない。
全力で走るのみ。
ライダー交換時も、わずか1秒でも縮める為に走るのみ。

一方で、盛り上がりが大きければ大きいほど、第4ライダーのプレッシャーは大きくなる。
タッツーはプレッシャーで無口になってしまった。(もともと無口だけど!)
DABA117の第4ライダーとタッツーではタイム差はほとんど無い。

「気合を入れて走れば、勝てなくても負けることは無い相手だ。」
「先週のエンデューロレースの地獄の苦しみに比べれば、こんな舗装路なんて楽勝だろ?」
「これまでの、すべてを出し切ってこいっ!」
「はい!わかりました!」

タッツーは期待以上の走りをしてくれた。
TOPを奪取したばかりか、
宿敵を離しはじめ、20分経過するころには、宿敵の背中が見えるところまで、その差を広げてきたのだ。
「タッツー 凄ぇ〜!」(野球で言えば、勝利打点はタッツーだろう)
PITは盛り上がった。
ほぼ1LAPの貯金が、残りのO原選手やあぽろん様の精神状態をかなり楽にした。
しかし、1LAPと言っても、このショートコースでは時間にして、たったの約40秒である。
何か大きなミスがあればすぐにひっくり返る差ではある。

5H経過

約1Lap差で、第5ライダーのO原選手の順番が回ってきた。
ヨシムラ並みのPITワークの努力で、1Lap差のDABA117よりも前に送り出した。
残りは2名。その差は約1Lap+α。有利なのは間違いないが、耐久レースには魔物が潜んでいる。
祈る気持ちでベンチに座って扇風機を浴びていたら、誰かが慌ててやってきて、
「大変です。暴走校長がすごい勢いでO原さんをパスして行きました〜」
しかし、監督は動じなかった。
それは、想定内の出来事だ。ライダー本人も十分に理解している。問題はここからだ。
O原選手とは、「まずはマイペースで走り、暴走校長に抜かれたら、背中見える範囲で追いすがる作戦」
を話し合っていたのだ。
逆転に燃える暴走校長なら、まずは抜かれることは想定内だったのだ。
近頃登山で鍛えた体力、新妻に支えられて気力、オフロードで鍛えたテクニック。
心技体を鍛えなおして挑んだO原選手は、暴走校長を逃がすことは無かった。
逃さないだけではない。
時には追い抜きいたりして、熾烈なバトルにへと展開していった。
(これは、いい意味での想定外)
持ちタイムを考慮してもO原さんに暴走校長を抜くことは期待できない。せめてアドバンテージを少しでも維持したい。そういった意味で
「逃がさないように、何とか食いついて行って!」
という指示だったのだが、抜いてしまう場面も出てきてしまったのだ。
何という精神力だ。
PITはこのバトルに盛り上がっていた。



そのころ、無言のまま、湿気と極度のプレッシャーで頭髪が全部抜け落ちちゃうほどの精神状態のあぽろん様が抜け殻のような表情で準備を進めていた。
1回目の師匠とのバトルは39秒台の激しいものだったが、バックマーカーの処理で戦意を喪失したのか?
あぽろん様は負けていた。
この局面でのバトルの相手としては最悪である。
沈着冷静な師匠の走りは、昨年まで同じチームで戦っていた我々全員が知っていた。
そんな師匠を負かすなんて、結構難しい。
イギリスのブックメーカーでは師匠1.5倍、あぽろん様3倍のODDSが付いていた。
何しろ、昨年の最終戦の最終コーナーで2回転倒しているあぽろん様は、ビビリも入っている。
とにかく状況は厳しい。

しかし、同志が稼ぎ出した約1Lap差は大きい。
これは、あぽろん様にとって、何よりも嬉しいアドバンテージである。

 

実はもう一つ不安材料があった。
今回はセーフティーカーの投入タイミングで2H経過時点で給油をした。
残り4H持つだろうとのオーナー判断だった。
実際には、もったのだが、あぽろん様が最後に走行する時にはオレンジランプが点灯していた。
前のライダーのタッツーの時には点灯していたと思うが、それがいつからだ?30分走れるのか?
この盛り上がりで、ガス欠は最悪だぞ〜
という不安を抱えての走行だった。

※次回からは、早い時間帯に給油をする場合は2時間30分以降にしよう!


そんなことで、一応燃費走行しなければならないはずなのに、あぽろん様はアクセルを開け続けた。
背中が見えていれば、勝ちなので、必要以上に攻める必要は無いのだが、あぽろん様は攻めつづけた。
残り10分。
魔の最終コーナーでコースアウトしかかると、ピット員は絶叫していた。
「なぜそんなに攻めるんだ〜。」
残り5分。
ついに師匠を抜いた。
チームリーダーとして、同一周回は許せなかったという。

見事に師匠を追い抜き、1Lap差をつけてチェッカーを受けた。

優勝〜

6H経過(RESULT)

 

 




6時間で503周も走るんだから、各ライダーの頑張り、ライダー交代時のピットロードを走る頑張り、燃費の優位性、すべてが少しづつ積み重ねて、6時間かけて40秒を稼ぎ出したチームワークの勝利だった。
耐久レースの醍醐味を存分に味わうことが出来ました。

お疲れ様でした。

次回は9/13のレーシングコース戦に年間タイトルV2をかけて戦います。